黒子の鍛錬は個人名ではなく“黒子”として発信している。
それは、特定の流派や人物の色を消し、武術の普遍的な身体構造と鍛錬の原理そのものを純粋に伝えるためである。

武術には無数の流派がある。
しかし、人間の身体構造は一つしかない。

黒子の鍛錬で扱うのは、
筋力や技、流派の違いではなく、
“身体がどう動くべきか”という普遍的な構造原理である。

脱力、軸、丹田、重心、連動、歩法──
こうした基礎構造を整えていくと、
技は無理に作らなくても自然に立ち上がる。
そのための体系化された学問・鍛錬体系を考察する。

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黒子の鍛錬が目指すもの

―― 「努力で強くなる身体」ではなく「構造で強くなる身体」

筋力や根性の強さは、年齢とともに衰える。
しかし、構造の強さは一生積み上がる。

  • 脱力が深まり
  • 軸が通り
  • 丹田が働き
  • 動き出しが消え
  • 重心が揺らがず
  • 歩いても、押されても、掴まれても崩れない身体

これが黒子の鍛錬が追求する“静かな強さ”である。

武術を競技ではなく“身体の学問”として扱い、
誰でも再現できる鍛錬体系としてまとめていく。

黒子の鍛錬は、
強さを“構造”から再構築するための場所だ。

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